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全国通訳案内士アイリスのつれづれ日記 Diary of Iris, a tour guide (E/J) in Kyoto

Iris, a Kyotoite and licensed tour guide writes on the charms of Kyoto and Japan. 京都在住の通訳案内士アイリスが京都の魅力や旅の出会いをお伝えします。

2022年春 仙洞御所を参観 KYOTO SENTO IMPERIAL PALACE

今春は御苑の🌸も早く開花しましたね。

近衛さんの御池にもお水が入り、風情が戻ってきて良かったわあ。



こちらは御苑の桃林。



快晴の春の良き日に仙洞御所を参観しました。ガイドさんのお話しのメモを頼りに、アイリスの感想も混ぜて失礼します。

仙洞御所は東京ドーム2つ分の敷地がおありだそうですよ。

御車寄(おくるまよせ)から出発。



こちらの御常御殿は、実際に皇室の方々や国賓の方々がお泊りになるところ。

エリザベス女王やチャールズ皇太子、ダイアナ妃もご利用になったそうです。



さあ、それでは庭園に行きましょう。

小堀遠州が作庭されたお庭。

和舟に乗って後水尾上皇さんが舟遊びをされたそうです。

後水尾上皇さんは、小堀遠州さんのオリジナルから80%ほど作り替えられたそうです。



こちらは六枚橋といって、6枚の石が精巧に並べてあります。



束橋(つかばし)を渡りました。細部の装飾にこだわった欄干に注目!美しいカンナの技なのですね。



こちらは上り藤、下り藤のある八つ橋。石橋に作り替えした時に藤棚が作られたそうです。

富士は約100歳ほどの老木だそうですが、満開の時は素晴らしいやろなあ!



御池の丸い石ですが、火山石が川の流れに削れて、美しい丸い石になったものを、
1個あたり米1升と交換して、1つずつきれいに包んだ合計111,000個を使って州浜とされたそうです。





可愛い鷺さんが数匹、池面を眺めておられました。



こちらは醒花亭(せいかてい)。お酒、お茶、ご飯、を楽しみながらお月見の会やお茶会が行われたそうです。



大きな氷室!



たっぷり1時間ほど仙洞御所のガイドさんの案内を受けました。最後の見どころのお茶室。



又新亭(ゆうしんてい)を囲む竹垣の先っちょ、ご覧ください。「ツノツキヨツメガキ」です。角が上に向かってありますね。



マツは、皇室が栄えるようにと「御所透かし」という方法で剪定されています。

松の新芽を半分剪定されるそうです。



重要な皇室の建造物というだけでなく、今もご宿泊の賓客をもてなす場。

耐震構造がされています。



アイリス胸キュン!ここ仙洞御所も京都博覧会の会場の1部として使用されました。

この広いエントランスでは、初代島津源蔵さんチームが気球を35メートル上空まで揚げたそうですよ。



皆様、どうぞお健やかに!世界の平和を願っています。
  1. 2022/03/31(木) 09:17:07|
  2. コロナ後にお連れしたい場所 the places where I'd like to take my clients after COVIT-19
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美しい京セラ美術館にてほっこりタイム

皆さんこんにちは。
急に春めいてきましたね。

実は研究に大きな区切りがあり、
ほっと一息。
しばしの京の街さんぽにでかけました。

京セラ美術館さんのコレクションルームでは、素晴らしいアートを拝見することができました。



こちらの大きな屏風だけ、お写真OKですよ、
とのことで可愛いきつねさんをパチリしました。
木島桜谷の`「寒月」です。



美しい館内をぶーらぶら。



昔の正面玄関のところですね。
入場券の販売窓口、レトロです。



若い気持ちで、レモンソーダを頂きました。
甘さ控えめにしてもらいました。
フレッシュな気持ちで、新生活の支度をしようと思います。



まだまだコロナとの生活が続きますが、
皆さまどうぞおすこやかに!
  1. 2022/03/08(火) 15:11:12|
  2. お知らせ
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2022年初春の思い出:雪の鞍馬寺、下鴨・河合神社、上賀茂神社の白馬奏覧神事、女正月として、二条城にてお姫様ランチ(京料理いそべさん)。

アイリス日記をご覧頂き、本当にありがとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

大変な社会環境ですが、皆様どうぞお気をつけて、健康に過ごしましょう!

アイリスの今年の初詣、New Year's Resolutionは、学業の達成です。3月が天王山ですわ!

それでは、京都のお正月の様子、遅まきながらアップ致します。

まずは、雪の叡山電鉄、鞍馬駅。

叡電さん、天狗さんのお鼻、共に直らはって良かったです。



雪の風情ある鞍馬寺。

1月最初の寅の日、昔から初寅の日に毘沙門天さまに参拝すると、大福を授かると言われるそうです。

魔除けの「あうんの虎」を授かりました。



つるつるの階段を上り下りしました。良い思い出になります。



下鴨さんの、河合神社にお詣りしました。



鏡絵馬のお化粧室があって、中では熱心にご自分のコスメを使って、また備え付けの色鉛筆で絵馬のお顔にお化粧しておられました。





下鴨神社の大きな絵馬。



こちらは七日の上賀茂神社。神馬ちゃん、健やかにお勤めです。



皆様、白馬さんを見て、今年もどうぞお健やかに!



キンカンのご奉納があったのですね。美しい手水舎のしつらえ。



さあ、ラストは以前から体験したかった二条城内でのお食事。

お食事は「京料理いそべ」さん。おいしゅうございました。



いつもは結婚式場として使用される、角倉了以さんのお宅を移築したところでのお食事。

いつもは入れへんところから見るお庭、美しいわあ!



  1. 2022/01/21(金) 13:44:02|
  2. 新年のご挨拶
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2021年秋京都御所の「宮廷文化の紹介」非公開調度品展示!Kyoto Imperial Palace, the Special Exhibition Autumn 2021, "Introduction of Court Culture"

秋も深まり、初冬の気配。

皆さま、お元気にお過ごしでしょうか?

京都御苑もこのように銀杏の葉っぱが黄金色で美しいです。



御所の清所門の向かい側も真っ赤な紅葉。
遠い昔(コロナ禍よりもずっと)、定期観光バスのお仕事で毎回4人ごとに整列してもらって、お客様の人数を数えた日々が思い出されます。
今は、制約なく入れるようになって本当に良かったです。



今回の特別な展示は、京都御所の茶室や茶道具、新茶を入れた茶つぼの封を切る口切の儀式などの展示でした。
いざ、セキュリティチェックポイントへ。



荷物はロッカーに預けて、軽々と1時間の参観。
宜秋門手前の建物に展示がありました。
2匹の手長猿さんが木の枝からぶーらぶらしてなんだか楽しそうな、
御所内の茶室のふすま絵「松に猿猴((えんこう)図」です。Display of sliding door panels of their tea room.



その左側には1867年の明治天皇即位に合わせて新調され、色彩豊かな四季花鳥図が描かれた「二階台子」、
その横には釜、風炉、水指の展示がありました。Tea ceremony utensils.



一度は御姫様として乗ってみたい牛車。Ox-drawn Carriage.





いつもながら壮麗な紫宸殿。
京都博覧会の初期は、紫宸殿の内部も内外の人を問わず観覧できたんだなあ、と感慨深いです。



毎回楽しみな生け花の競演!Flower Arrangements!







清涼殿は今、お屋根の吹き替え中。そのため漆塗りの戸で閉められています。



御常御殿に入ろうとするところ。もみぢのお出迎え。



この右奥がお茶室とは、知らへんかったわあ。「錦台」(きんたい)。
こちらにおさるさんの襖絵があったそうです。



御内庭錦台(きんたい)ー築山の上のお茶室ー
京都御所は、その前身が1854年に焼失し、1855年に再建されました。
御庭廻りはその翌年から約1年がかりで作庭されました。



錦台北側からの見通しが左の写真で、しま葺きの様子が右側の写真です。



こちらは御常御殿の一番奥、お茶室の「聴雪」(ちょうせつ)。遣水が床下をくぐるお茶室です。



写真の左は吹抜廊下と銭形御手水鉢、右側は聴雪南東から四畳半の御茶室2室を見通す、とあります。
1864年には第14代将軍徳川家茂を聴雪に召して、酒宴のもてなしがあったとのことです。
御茶室の要素を採用しながらも、にじり口や炉などを持たないことから、一般的な茶事を前提としておらず、宮廷文化と茶の文化の融合という、皇室文化におけるお茶室の精華といえます。



待ってました。例年の宮廷イケメンズ。
江戸後期に御三間で行われた、「東宮新茶御壺口切ノ儀」を装束人形を用いて再現展示されたそうです。
コロナのせいか、お人形さん、こちらのお部屋だけでしたが、全面自粛じゃなくて良かったです。



茶摘みを終えた頃、天皇の御茶壺は宇治の茶師に届けられ、新茶が詰められまいた。
夏の暑さを避けるため愛宕山で保管された御茶壷は旧暦10月に下山、御所に運ばれました。
御所における口切(新茶を入れた茶つぼの封を切ること)の儀式とは、ご対面ののち、料理や酒とともに新茶や菓子がふるまわれるもので、江戸時代に宮中儀式となり、幕末まで行われたそうです。
展示は東宮の御茶壷の口切のシーンです。
宮廷では、口切は饗宴文化に基づくものであったのですね。


右の上段の間に東宮、中段の間に関白、下段の間に東宮傳大臣、手前の南御縁座敷に三卿など、が座られたそうです。



説明などは、御所内設置の「説明板」及び「案内図:京都御所宮廷文化の紹介令和3年秋」パンフレットを参考にしました。

冬到来のような寒さ、皆さまどうぞご自愛ください。

追加情報で失礼してします。
京都はこの時期、色んなリノベーションをしていますね。
こちらは三十三間堂。
観やすくなっているそうですよ。

  1. 2021/11/23(火) 12:15:15|
  2. 京都御苑Kyoto Imperial Palace Park
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大阪の恩人 五代友厚はんの足跡をたどる①

天満橋の辺り、ご縁あって定期的にきています。

大阪は美しいwater metropolis ですね。

大阪商工会議所の南側に、大阪商工会議所初代会頭の五大友厚様の銅像。

説明を読むと、右足を半歩前に、右掌を上に一寸出して、示現流の使い手がいつでも抜刀できるポーズだそうです。

やっぱりお侍だったのですね。

アーネスト・サトウさんとも懇意だった五代さま。

アイリス、ワープしたいです。



五代さまが奉祀された若宮商工稲荷神社さんの狛犬さん。

左の狛犬さんは、赤ちゃんをあやしておられるような感じにお見受けしました!



ビルの谷間に神々しい空間。今も「若宮商工稲荷祭」として祭礼が続けられているそうです。



南に下がって、西に折れ本町橋を渡って、大阪企業家ミュージアムにやってきました。

思わず、五代さまと記念撮影です。



Dean Fujioka様の色紙が飾られていました。

ここ大阪企業家ミュージアムは、大阪の明治からの商業工業の発展に尽くされた企業の創設の経緯からわかって、

本当に興味深く、見る価値たっぷりあります。



大阪の企業家さんたちのロマンを堪能したのちは、お向かいの「ゼー六」さんのアイスモナカとおいしいコーヒーで一休み。



ここから上がって北浜から帰りました。

大阪市内は京都みたいに上ル、下ルがあるので、散策しやすいわあ。

  1. 2021/11/12(金) 10:43:08|
  2. 大阪 Osaka
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明治期宇治で一番人気のお茶屋、菊屋さん! Kikuya, the most famous tea-shop in Uji in the early Meiji era.

こんにちは!

1981年、11月、京都観光ののち、
アーネスト・サトウ様の随行で、ヴィクトリア女王のお孫さんの王子お二人が、宇治を訪問されました。
宇治平等院を見学し、ランチなさった、
当時美味しいお茶を出すと評判のお店が、
菊屋さんです。

その菊屋さんを中村藤吉本店の平等院店さんで拝見できますよ、
とお聞きして、

真夏のある日、宇治に参りましたよ。



ステキなお玄関の扉の菊の模様にうっとり。



コロナ禍で営業はしておられませんでしたが、
快くお店の前まで案内下さった店員さん、
ありがとうございました。

王子たちは、菊屋さんのバルコニーからの宇治川の眺めを楽しみ、
ご飯の後は、
「菊の露」という銘茶を味わったご様子です。


その後は奈良に向かわれました。

皆さま、どうぞお健やかに、引き続きお気をつけて!
  1. 2021/09/21(火) 10:24:54|
  2. 歴史を感じる場所Historical Places
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残暑お見舞い申し上げます!明治初期のガイドブックご紹介。

昨日は台風の嵐、今日はまた厳しい夏の日差しですね。
お健やかにお過ごしください。

夏の下鴨神社にお詣り、ひととき斎王さまの気持ち!



研究では、俄かな研究での限界を感じることしきり、
しかしそれを打破するのも、少しずつ研究することのみ、ですね。

これまでに覚馬さんのガイドブックから始まる英文京都ガイドブックの研究、
やっと全国通訳案内士のお仕事との結びつきが見えてきました。
例えば、「GUIDE TEXT」というガイドさんのテキスト的なご本があるのですが、
大阪の記述部分に「秀吉は日本のナポレオン」というくだりがあるんです。
へぇ~、そうなのか、と今まで思っていたのですが、
これは 'Taiko Hideyoshi...has sometimes been called the Napoleon of Japan'. というくだりが、
Chamberlain, B. H. & Mason, W. B. (1891). A Handbook for Travellers in Japan Third Edition. あるんです。
明治初期のガイドブックが日本の国際観光に大きな影響を及ぼした、可能性がありますね!

現在パソコンで読んで頂ける拙研究は、こちらです。
ご興味あれば、明治のはじめのガイドブック、お読みくださいませ。

同志社女子大学英語英文学会 2018年春の卒業生対象セミナー「英語で京都を案内しよう!」
http://doi.org/10.15020/00001809

[資料翻訳]山本覚馬著英文『京都とその近郊の名所案内』(1873)
Permalink : http://id.nii.ac.jp/1346/00002087/

[資料翻訳]W. E. L. Keeling 編纂『横浜、東京、、、京都へのツーリストガイド』(1880)の京都記述部分
Permalink : http://id.nii.ac.jp/1346/00002102/

日本初の英文京都ガイドブックの制作背景と改訂についての研究
― 山本覚馬著英文『京都とその近郊の名所案内』(1873)を題材に―
http://jafit.jp/thesis/pdf/20_07.pdf

アイリスもうじき2度目のvaccination!
皆様もどうぞお健やかに、ご自愛下さい。
  1. 2021/08/10(火) 09:10:22|
  2. お知らせ
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現地調査第2弾、Satow様と巡る伏見稲荷大社! 'Inari' hiking to trace the description of 'A Handbook to Japan' (1881) written by Satow and Hawes!

Hi, everyone!

I have been researching guidebooks to Kioto (Kyoto), and had a survey visit to Fushimi Inari Shinto shrine recently.

My aim was to trace the route of 'Oyama-meguri' and confirm the description of A Handbook for Travellers (1881).
by E. M. Satow and A. G. S. Hawes.

This is JR Inari Station.



How nice! This is a half year passing time, and I could do 'Chino-wa-kuguri', passing through the wreath made by holy grass in order to ward off evil spirits for this half year.



In the Handbook, a pair of Amainu and Komainu are written.

I couldn't find them, maybe they were inside of the inner sanctuary.

This is one of a pair fox outside of the sanctuary.



In the Handbook, 'innumerable red torii' is written but no description of 'forked' today.



Later edition of the Handbook writes 'fox-holes.'
I asked one of the Shinto priests about this, and he suggested the places to put offering/foods for the deities in front of each 'Otsuka'.



It is the scenery from passing a little from Kumataka-sha.

I'm not sure, but the Handbook writes 'Takeda-no-yashiro', and sounds a little alike to Kuma-taka-sha.



'Gozen-dani' is clearly written.





I almost felt out of breath, but anyway, go for it.



'Choja-no-yashiro' is written, too. The description in the first edition is simple, but later edition tells the story of 'Kokaji', a famous Noh play.



In the early Meiji era, a famous sword-smith used this spring water to make his beautiful sword.



Look at this cute Mom and baby 'komainu' dogs. Baby is drinking her mom's milk.

This is not written in the book.



Later edition says 'Suehiro-san.'



It was written as 'Naka no Jin-ja, or Middle Temple.'



In the handbook, 'Kaza no yashiro, or the Temple of the Wind.'

I assume that the authors heard 'Kaza.' but maybe, 荷田社 (Kada) was correct. 





Later edition of the book writes about a pair of foxes which were protected in cages.



I came back to the open square in front of the sanctuary.

The Handbook advised its readers to hire a guide who are in the teahouses around 'Inari-yama.'

I guess it was a good excuse because the local guides would have led their guests safely, even they had spoken only in Japanese.



Before reaching Keihan electric railway's train station,

please stop at a signboard which tells the former Kyoto city tram's 'Inari' train stop was here.



It was hard to trace the routes written in the first edition of the Handbook,

because some names of the shrines were vague, and the routes were back and forth.

But later editions improved a lot, because they were corrected, and added new information.

I guess the Murray's Handbooks are so great and they are worth to research.

Thank you for reading, and hope you will have nice hiking to 'Inari-yama'!
  1. 2021/06/13(日) 22:22:48|
  2. A Handbook for Travellers の研究
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明治初期の英文ガイドブックにある、「保津川下り」を目指した西洋人さん達の足取りを追って。Walking the old road between Kutsukake (Kyoto) and Yamamoto-hama (Kameoka), the boarding place for the Rapids boat tour.

こんにちは!
京都国際観光の黎明、をテーマとして研究をしているアイリス。

懸案だった実地調査を行いました。(その結果のメモとして置かせといてくださいね)

1880年のKeelingさん編纂、1881年のErnest SatowさんとA. G. S. Hawesさん著のガイドブックには、

憧れの自然冒険アトラクション「保津川下り」の乗船場である山本浜まで、人力車と徒歩で到達しています。

Keelingさんは特に、沓掛から山本浜まで「徒歩でも行けるよ!」とアクティブ派。

Satowさんは、「丘の険しい所だけ人力車を降りて歩く」冷静派。

ほんまに可能なのかどうか、頑張ってみました。

結果としては、2時間、歩数にしてトロッコ亀岡駅まで約12,000歩でした。

本当は人力車で三条大橋から出発したいところですが、現代なので阪急で桂まで、そこから京阪京都交通さんのバスで快適に沓掛西口にて下車です。10:05。ここから徒歩にて出発!



京都霊園さんの中を入らせて頂き、右手へ。国道の騒音は聞こえますが、安全な散歩道です。

もうここからして、昔の西洋人たちの通られた道とは違うのですが、感じだけでもつかみたいわあ!



トレイルなどに詳しいアヴィニョンさんいわく、ここから人力車は無理な山道です。10:20頃。



ここが老の坂の一番高い所のようです。(西部クリーンセンターが近いそう)10:30頃。



おっと、左手にお社が!首塚大明神にて研究の達成を願って参拝しました。



表側に出たのかな、と思います。



趣きある古い標識、「従是東山城国」と書かれています。現在の亀岡市に入った?下り道になります。



愛宕山への道案内、石灯籠さん。



今回のルートで、ちょっと、いやだいぶ気をつけて渡った国道。山陰街道へ。11時頃。



ふーっ!渡りきると、美しい竹林と田園風景が。



林道の合流点ですが、からとごえの方には行きません。11:07頃。



山陰街道を行きかう旅人が医師に座った占い師さんに旅の吉凶をお聞きしたそうです。どこに座らはったのでしょうか?



野原に川がいくつか流れ、美しいです。昔の船着き場の一つだったようです。11:13頃。



王子神社(篠町王子)に到着!11:23頃。昔から、山陰道沿いに立地していたので、街道を往来する旅人が旅の安全を祈願したそうです。



街道筋の立派なお家。



「足利尊氏旗揚げの地」である篠村八幡宮さんに到着。11:40頃。



美しい住宅街(現在の)をひたすら歩き、プラットフォームの可愛いタヌキさんが遠目で見えました。トロッコ亀岡駅到着です。12:00頃。

山本浜はこのあたり、と駅インフォメーションの方にお聞きしましたよ。このあたりはラフティング体験が盛んなのですね!



観光としての保津川下りは、明治初期から始まったようです。

いつ、どなたが「素晴らしい体験だ!」と気づいて始まったのかしら?、という問いに、

お忙しいのにご協力くださって本当に感謝いたします。

イギリス王室の方々はじめ、海外の国賓の方々を安全、快適にお乗せになってる保津川遊船企業組合さん。

大切なお写真を見せて下さいました。

1922年、Prince Edward (Duke of Windsor)が川下りされた時の乗船写真を嬉しくパチリ。


保津川遊船企業組合所蔵。

アーネスト・サトゥさん、明治維新の前後を通じ25年の日本滞在。

保津川下りについても、大きな関わりがあったようです。

にわかな勉強ではまったく太刀打ちできませんが、少しずつ前に進めばいいですね。


出典:『一外交官の見た明治維新』(1968)岩波書店。

皆様も引き続き、どうぞお健やかにお過ごしください!
  1. 2021/04/19(月) 16:09:36|
  2. 2021 research
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2021春 京都御所 宮廷文化の紹介 御学問所すてきです!Special Opening of the Kyoto Imperial Palace, Spring 2021.

皆様、お元気にお過ごしですか?

京都御所の「宮廷文化の紹介」に行ってまいりました。

なんせいつもは固く閉まっている御学問所の中は拝見できるとは!嬉しいわあ。

まず休憩所で他すぐのところに、御学問所下段の間にある、岳陽楼図襖絵が(Sliding door panels, Yueyang Pavilion, by Hara Zaisho)。
1855年、原在照の作だそうです。



新御車寄せに美しい牛車。アイリス壺も乗ってみたいです。



清涼殿はこの通り、檜皮葺屋根の葺き替えを主とする整備工事を令和4年3月まで行っておられるようです。



さあ、お目当ての御学問所に到着、なんといつもは入れない日本のサッカー、蹴鞠のお庭から近くで拝見させて頂きます。

いつも楽しみなイケメンの人形さんたちの予感。



これは、御読書始を再現展示されたそうです。

1862年睦仁親王(後の第122代明治天皇、数え11歳)が御読書始をされた時の再現です。

すごいsocial distance! 手に持っているのは、「字指」というそうです。

睦仁親王は短め、侍読(師範)は長い「字指」をもってはります。

親王さんの髪の毛は童髪(わらわがみ)、着てはるもんは直衣(のうし)だそうです。





欅橋がきれいやわ~!

お仕事の時は、ゆっくり御池庭を拝見できませんでしたが、お客様をお連れしていた時が懐かしいです。



御内庭の土橋のあたりも、何て静か。



清涼殿のre-roofingのため、取り外した獅子口瓦だそうです。

清涼殿南側の屋根にあったと説明がありましたよ。大きいですね!



皆様、コロナが猛威を振るっていますが、引き続きお気をつけて、乗り切っていきましょう!

  1. 2021/04/11(日) 09:49:15|
  2. 京都御苑Kyoto Imperial Palace Park
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2021年お健やかに!

コロナが収束し、外国人のお客様をお迎えできますように!

新春にアイリスブログにお越しくださってありがとうございます。

この数年はブログがさくさくっとかけずごめんやす。

お正月の2日には、久しぶりに二条城に参観客として入城しました。

ジャンボ門松さんとマスク姿でパチリ。



コロナを言い訳にせず、研究を少しずつ頑張っていきたいな、と思っています。

研究対象の1つ、丹羽圭介さんは、明治初期に10代で英文京都ガイドブックの制作チーフをされたのですが、

どのように少年時代に英語を習得なさったのかしら、というところも知りたいこの頃。

後に口述を書き留めた文献では「英語は(中略)一度この門にはいりましたが、程度が低く、私は府立牧牛場で米人ウイドー氏について語学と農学を研究しました」。という記述があって、

A.ウィード先生を身近に感じて嬉しいわあ!

荒神口の牧畜場の碑、よく見えるようになってほしいです、手が届きません。



今年もよろしくお付き合いください。
  1. 2021/01/07(木) 13:39:51|
  2. Greetings 2017~
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Kingfisher Japanさんの研修のお知らせ

こんにちは!

マスク着用しながらも紅葉の京都は美しいですね。

通訳案内士さんや目指しておられる方向け、Kingfisher Japanさんの京都での研修のご案内です。

日時は12月9日(水) 10:00-16:45 午前は京都大徳寺、午後は京友禅についてとガイド英語研修(1分間英語!の広瀬直子先生)の座学だそうですよ。

イヤホンガイドを使わはるとは、
感染防止に粋なお計らいやわあ!

ご興味ある方は、下記の詳細をご覧になって下さいね。

https://mail.google.com/mail/u/0?ui=2&ik=22e2ca51bf&attid=0.1&permmsgid=msg-f:1684313947877323527&th=175fe29c9976b307&view=att&disp=safe

さてここからは秋の風景の激写、こちらはいつものアイリス散歩道、金戒光明寺のアフロの仏様です。

菊のお花のアレンジメントがpicturesqueやわあ。



こんな感じです。



アイリスの学びやでは宗教部さんの粋なお計らい、

毎年のお楽しみのクリスマスリース作り。



皆様、感染予防お気をつけて、健やかにお過ごしください。
  1. 2020/11/28(土) 09:13:23|
  2. seminar& speech
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KeelingのTourists' guide に登場する、東京 愛宕神社にお詣りしました。Atago Shinto shrine in Tokyo.

ここはお江戸、愛宕神社にやってきました。

正面86段の階段、「出世の石段」です。

高いようにみえますが、頂上は海抜26メートルなのですね。

明治初期にはここから東京の景色がpicturesqueにみられたようです。



こちらはご本殿、愛宕神社社務所発行のパンフレットによると、明治10年9月に再建されたそうなので、

アイリスが現在研究中のW. E. L. Keelingさんが、著書Tourists' guide to Yokohama, Tokio,,,Kiotoの取材のため訪問された時は、再建された直後の社殿だったと思われます。

実はTourists' guideの京都記述部分には愛宕権現の項目があるのですが、

文章からみて訪問されたかどうかわからないのです。

でも東京の愛宕神社の部分では、階段を上ったあとに茶屋で桜湯で休憩されたり、

その後は東京の名所を頂上から紹介されたり、実際に訪問されたことがわかります。



と歴史のロマンに浸っていたら、「愛宕オールスターズ」とは!



おひとり、見つけましたよ。

しずちゃんと思われます。



特別出演は芝増上寺前におられたペルリ提督。



美しい東京タワーと増上寺、そして東京スカイツリーとの競演をしばし楽しみました。

皆さま、健やかにお過ごしください。

  1. 2020/11/15(日) 20:41:26|
  2. 東京の名所と動物
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福井市グリフィス記念館 Fukui City Griffis Museum

こんにちは!

中秋の名月の季節ですね。

アイリスの研究は山本覚馬さん著丹羽圭介さん制作の英文「京都名所案内」(1873)が元になっています。

その7年後に刊行されたのが、KeelingさんのTourists' Guideです。

そのKeelingさんが、「すでに良い東京、横浜、京都ガイドブックがあります。」とご本の序文で書いており、

京都は『英文名所案内』、東京と横浜はGriffisさんが書かれたものでした。

そのようなご縁で、グリフィス先生の記念館に参りました。

そして「東京ガイド」(1874)にもお会いできました~。

素晴らしい展示に胸があつくなりました。





初心者動画、良かったらご覧になってね!

https://gopro.com/v/96znvnRmZ1BdL

皆様、どうぞお健やかに!
  1. 2020/09/27(日) 22:31:24|
  2. Fukui city 福井市
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嵐山で竹林の散策!Calm and beautiful Arashiyama!

残暑厳しいですね。

アイリスの住まい近くは夕方雷鳴れども雨は無し。

皆様、健やかにお過ごしください。

この機会に静かな嵐山に行って参りました。

福田美術館も美しかったです。

🔰マークのままの動画良かったら見てくださいね。

https://gopro.com/v/4ypzzVMwVJJnX
  1. 2020/08/23(日) 19:23:14|
  2. 京 Kyoto city west
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プロフィール

アイリス 千代間 泉 CHIYOMA, Izumi (IRIS)

Author:アイリス 千代間 泉 CHIYOMA, Izumi (IRIS)
Welcome to the blog of Iris, a national Government Licensed Guide Interpreter (English), living and working in Kyoto.
My self-introduction is in Hi from Iris!.
I got my master's degree in English literature and linguistics from Doshisha Women's College of Liberal Arts in 2019, and started my new research (Ph.D. work), 'The Beginning of Kyoto's International tourism'. I use several guidebooks to Kyoto in English in the early Meiji Era.
I hope to send you nice information around Kyoto, sometimes with the pics of adorable local animals.
Please be safe and well!

こんにちは!アイリスです。
2006年4月より通訳案内士として京都、奈良、大阪など訪日外国人のお客様のご案内をしています。
2019年3月に修士課程を修了し、現在もマダム女学生として「明治初期の京都英文観光案内ガイドブック」の研究を博士課程で行っています。その為お仕事はだいぶセーヴしていますが、お仕事前の下見や新たな発見で見つけた京都のええトコ、素敵な出来事をにゃんこ、わんこと共にお伝え致しますね。

皆様今日も健やかに、安全にお過ごしください!

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